この記事では、プロも使う!ゴルフ用レーザー距離計おすすめ9選について書いています。
ゴルフってどういうスポーツ?どういうゲーム?と言えるでしょうか。
ゴルフは距離感のスポーツだと言われています。
プレー中にターゲットまでの正確な距離を知りたければ、レーザー距離計を使うべきです。
使い方次第で戦略も広がり、いつもの「なんとなくのゴルフ」が「確信を持った自信のゴルフ」になりもっと面白くなるはずです!
今回は、プロも使うゴルフ用レーザー距離計の選び方をご紹介し、間違いなくおすすめできるレーザー距離計をピックアップ!
どんな距離計を選んでいいかわからないという方も、今回の記事を参考にして選んでみてください。
信頼のある有名メーカーからおすすめできるゴルフ用レーザー距離計は「CANON PowerShot GOLF」
さすが日本の光学機器メーカーで、かゆいところに手が届く様々な機能性を、このレーザー距離計に詰め込みました!
なんとデジカメのようにデジタルズームが可能な上、距離を測るだけでなく静止画や動画の撮影も可能。
ラウンド中の様子や、ゲームの振り返り、仲間との思い出を残すアイテムとしても使うことができるんです。
せっかくならマルチに使えるレーザー距離計が欲しい!という方には間違いなくおすすめできるアイテムです。

プロも使う!ゴルフ用レーザー距離計の選び方

測定の正確さで選ぶ
高低差補正機能
ゴルフ場では、打ち上げや打ち下ろしなど高低差があるのでターゲットまでの正確な距離がわからない!ということがあります。
距離計で「あなたが打つべき距離」を自動的に計算して表示してくれたら便利ではないでしょうか。
最大測定範囲
最大測定範囲が大きければ、ゴルフにおいて測定したい距離(50~200yard程度)の精度が上がることは間違いないです。
ですが最大測定範囲が1000yard以上であれば、より測定の精度は上がっていきます!
手ぶれ補正機能
より正確にターゲットを捉えて測定するには、手ぶれ補正機能があるとスムーズに測定ができます。
この機能があると非常に計測時のストレスが減るのですが、多くのモデルにこの機能が付いているわけではなく、手ぶれ補正機能付きのモデルはごくわずか。
そこで、手ぶれ補正の代わりに ピンサーチ機能やピンロック機能があると便利です。
ピンサーチ/ピンロック機能
ピンサーチ機能/ピンロック機能は、木々に重なって見えづらいピンフラッグなどの細いターゲットの測定を助ける機能。
ピンフラッグを認識しやすいように認識した瞬間にロックし正確な距離を表示させることができます。
視認性で選ぶ
LCD表示
LCD(Liquid Crystal Display)とは液晶ディスプレイのこと。
LCD表示を謳うレーザー距離計は、ディスプレイに映る文字の色は黒で表示されることがほとんどです。
ですが、赤色で照準やヤーデージ情報が表示されるモデルも存在します。
LED表示
LEDとは「Light Emitting Diode」の略で、日本語にすると「発光ダイオード」。
こちらは鮮やかで高輝度なカラー文字を映し出すことが出来るので、レンズ越しの情報が見やすい!
LED表示のできる【Nikon COOLSHOT PROII STABILIZED】を使用したことがありますが、非常に視認性の良いディスプレイと文字色、ターゲットを捉えた時に出る緑色のサインと電子音で認識しやすく、とっても快適な使い心地でした。
価格はややお高くはなりますが、視認性を求めるのであればLEDモデルのレーザー距離計をおすすめします!

ズーム機能
ズーム機能があれば、ターゲットの捕捉やボールの着弾点の確認、グリーンの状況確認や狙いたい場所の地形などの確認に役立ちます。
防塵・防水性で選ぶ
防塵・防水性能を示すIP表示について
ゴルフ場では、砂ぼこりや雨なども気にしなくてはいけませんので、防塵・防水機能は確認しておきたいところ。
防塵や生活防水レベルの指標として、「IP54」表示のあるものを選んでおくと間違いないです。
IP54ってどのくらいの性能?
例として、「IP54」の最初の数字5は、防塵性能レベルを表しています。
機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の量の粉塵が内部に侵入しないレベルを指すので、このレベルのものであればゴルフ中も安心!
数字の部分に「✕」と書かれていれば、非対応です。
この表示があれば、ゴルフをする時によほどの悪条件でなければ耐えられる防塵・防水性能を持っていると言えます。
競技モード対応
とっても便利な高低差補正機能ですが、ゴルフの公式競技では使用できないルールとなっていますので、もしあなたが競技などに出る場合には注意が必要です。
そのため、競技モード(直線距離のみを計測できるモード)に切り替えることができるレーザー距離計が必要です。
プロも使う!ゴルフ用レーザー距離計おすすめ8選

ここからは、プロも使う!ゴルフ用レーザー距離計のおすすめをご紹介します。
【Nikon(ニコン)】COOLSHOT PROII STABILIZED(LCSPRO2)
メーカー | Nikon |
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重量 | 180g |
高低差補正機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ◯ |
ピンサーチ機能 ピンロック機能 | Dual LOCKED ON ECHO |
ズーム機能 | ✕ |
ディスプレイ表示 | LED |
最大測定範囲 | 1200yard |
稼働方法 | CR2 リチウム缶電池 |
防塵防水性能 | IPX4 |
競技対応 | ◯ |
その他機能 | 連続測定機能 |
保証期間 | 1年 |
光学機器メーカーNikonの最高峰モデルです。
STABILIZEDと名前がついているように、手ぶれ補正機能がついているので計測が非常に速く正確です。
8秒間の連続測定機能もついているので、ピンフラッグだけでなく、バンカーや池越えまでの距離、狙いたい距離にある木の距離など、コースにある様々なものを素早く計測可能!
コース戦略を自信を持って立てるには、こうした機能はとっても嬉しいですよね。
女子プロの上田桃子選手や、久保谷健一選手など正確なショットが要求されるプロゴルファーも使用するレーザー距離計です。

【Bushnell(ブッシュネル)】PINSEEKER TOUR V6 JOLT
メーカー | Bushnell |
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重量 | 236g |
高低差補正機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ✕ |
ピンサーチ機能 ピンロック機能 | PIN SEEKER |
ズーム機能 | ✕ |
ディスプレイ表示 | LCD |
最大測定範囲 | 1300yard |
電源 | CR2リチウム乾電池 |
防塵防水性能 | IPX6 |
競技対応 | ◯ |
その他機能 | – |
保証期間 | 1年 |
米国を代表する光学機器メーカーのBushnell。
何度計測しても、ターゲットまでの距離は毎回同じ数字が出る正確性の高さはさすがブッシュネル。
完全防水設計(IP☓6)により、急な雨でも全く心配いりません。
リッキー・ファウラーや、セルジオ・ガルシアなどの世界のトッププロが使用しているのも、ブッシュネルのピンシーカーシリーズ。
【CANON】 PowerShot GOLF
メーカー | CANON |
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重量 | 151g |
高低差補正機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ◯ |
ピンサーチ機能 ピンロック機能 | – |
ズーム機能 | デジタルズーム6倍,12倍 |
ディスプレイ表示 | LED |
最大測定範囲 | 1300yard |
電源 | CR2リチウム乾電池 |
防塵防水性能 | IPX4 |
競技対応 | ◯ |
その他機能 | 静止画・動画撮影連続測定機能 |
保証期間 | 1年 |
「Canon Power Shot GOLF」は普通のレーザー距離計よりも充実した機能を持っているんです!
その一つがデジタルズーム機能。
それだけではなく、なんと静止画・動画撮影機能も搭載。
ティーショット時のターゲットをヤード情報と共に記録できたり、難しいショットの様子を動画・音声で記録も可能。
いつもゴルフをより深く楽しみたい、仲間と楽しさを共有したい方にはおすすめの距離計です。

【GARMIN(ガーミン)】Approach Z30
メーカー | GARMIN |
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重量 | 210g |
高低差補正機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | – |
ピンサーチ機能 ピンロック機能 | フラッグファインダー |
ズーム機能 | – |
ディスプレイ表示 | LED |
最大測定範囲 | 1300yard |
電源 | CR2リチウム乾電池 |
防塵防水性能 | IPX7 |
競技対応 | ◯ |
その他機能 | Garmin Golfアプリ連携Bluetooth接続 |
保証期間 | 1年 |
GPS機能付きゴルフウォッチのイメージが強いガーミンですが、ゴルフウォッチと連携できる距離計を発売!
連携しているゴルフウォッチ側では、計測を行ったポイントを線で確認できるので、狙いたいポイントまでにあるハザードの距離も瞬時に把握。

【GOLFZON(ゴルフゾン)】GOLF BUDDY aim L30
メーカー | GOLFZON |
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重量 | 211g |
高低差補正機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ◯ |
ピンサーチ機能 ピンロック機能 | ピンファインダー |
ズーム機能 | – |
ディスプレイ表示 | LED |
最大測定範囲 | 約1000yard |
電源 | UCB-TypeC |
防塵防水性能 | IPX4 |
競技対応 | ◯ |
その他機能 | – |
保証期間 | 1年 |
インドアゴルフを展開するゴルフゾンが手掛けた渾身のモデル『GOLFBUDDY aim L30』
ゴルフゾンではシリーズ初の手ぶれ防止機能を搭載。
ハイエンド機種だけあって、レザー&メタルのデザインは高級感で溢れています。
手ぶれ補正付きという意味では、Nikon COOLSHOT PROⅡと肩を並べるハイスペックレーザー距離計となりそうですね!

【VOICE CADDIE(ボイスキャディ)】Voice Caddie TL1
メーカー | VOICE CADDIE |
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重量 | 202g |
高低差補正機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ◯ |
ピンサーチ機能 ピンロック機能 | ピントレーサー |
ズーム機能 | – |
ディスプレイ表示 | LED |
最大測定範囲 | 約1000yard |
電源 | CR2リチウム乾電池 |
防塵防水性能 | IPX4 |
競技対応 | ◯ |
その他機能 | V-アルゴリズム |
保証期間 | 1年 |
日本プロキャディ協会が推奨しているレーザー距離計「VOICE CADDY TL1」
VOICE CADDYシリーズの最高級モデルのツアー仕様!
ピントレーサー機能のおかげで、ピンの上下左右のどこを狙っても素早くピンを捉えることが出来る正確性も持ち、手ぶれ防止機能なしでも、手ぶれや風の揺れに強い計測が可能になりました!
ですが、ここまでは他のレーザー距離計と大差ないのでは?と思うかも知れません。
面白いのは、V-アルゴリズムというVOICE CADDIEならではの独自技術。
この独自技術により、高低差を打ち分ける場面において他社製よりも優れた、より実戦的な案内をしてくれることが可能です!

【FINE CADDIE(ファインキャディ)】J1000
メーカー | FINE CADDIE |
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重量 | 175g |
高低差補正機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ◯ |
ピンサーチ機能 ピンロック機能 | ピンファインダー |
ズーム機能 | – |
ディスプレイ表示 | LED(赤緑表示) |
最大測定範囲 | 約1093yard |
電源 | USB Type-C |
防塵防水性能 | IPX4 |
競技対応 | ◯ |
その他機能 | – |
保証期間 | 2年 |
こちらはFINE CADDIE社のコスパ抜群のコンパクトレーザー距離計「J1000」
各社が出しているハイエンドモデルはどれも5万円近くはしてしまうところですが、必要十分な機能性を備えながらこの価格帯はなかなかないと思います。

【NINJOR GOLF(ニンジャーゴルフ)】 NINJOR GOLF NJ ± mini PRO
メーカー | NINJOR GOLF |
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重量 | 121g |
高低差補正機能 | ◯ |
手ブレ補正機能 | ✕ |
ピンサーチ機能 ピンロック機能 | ピンサーチ+ |
ディスプレイ表示 | LED |
最大測定範囲 | 1000yard |
電源 | USB Type-C |
防塵防水性能 | IPX4 |
競技モード | ◯ |
その他機能 | – |
保証 | 1年 |
プロゴルファーの樋口健太郎さんと、その弟の翔太郎さんが運営するYouTubeチャンネル「ひぐけんゴルフTV」でも紹介されていたNINJOR GOLF(ニンジャーゴルフ)のゴルフ用レーザー距離計です。
NINJOR GOLFのレーザー距離計は年々改良が加えられており、最新のmini Proが完成形と言っても良いレベルだと評判になっています。
3点間計測モードを搭載し、カートなどの離れた位置から、ボールとピンまでの距離を計測することも出来ます。
レーザー距離計としては申し分のない機能性を備えて2万円台ですから、おすすめできないわけがありません!

ゴルフ用レーザー距離計に関するよくある質問
- プロが使用するレーザー距離計はどれですか?
-
プロゴルファーが使用するレーザー距離計の多くはブッシュネル製です。
アメリカPGAツアーでは使用率90%以上を誇り、日本ツアーでの使用率も非常に高いメーカーです。
- 手ブレ補正は必要ですか?
-
昨今のレーザー距離計の性能を考えると必須ではないものの、あったほうがより計測のストレスは減るはずです。
人気のレーザー距離計には「ピンロック、ピンシーク、ピンサーチ機能と呼ばれるものが搭載されているので、手ぶれ補正を行わずとも素早く正確にターゲットを補足することが出来ます。
- 手ブレ補正があるレーザー距離計はどれですか?
-
手ブレ補正機能付きで、どれも信頼あるメーカーのレーザー距離計です。
- プロゴルファーは距離計を使ってもいいの?
-
ローカルルールで禁止されていない限り、プロゴルファーもレーザー距離計を使います!
ですが、試合の場においては高低差を測ることは禁止されているので直線距離のみを測ることしか出来ません。
つまり、高低差補正機能付きのレーザー距離計を使うのであれば、高低差機能がONになっていることを外部からわかるような距離計でないといけません。
プライベートのラウンドやゴルフ番組などでは、プロゴルファーも高低差補正機能を使用してプレーしているのを見かけますね!
- プロゴルファーのレーザー距離計使用率はどのくらい?
-
具体的な使用率というのはわかりませんが、ほとんどのプロゴルファーは持っているといっても過言ではないでしょう。
また、プロゴルファーよりも、プロキャディのほうが距離計を活用しているケースの方が多いのかなと思います。
これまで禁止だった距離計の使用が解禁され、歩測に頼っていたところを機械で計測できるようになった事は便利な一方、これまでの感覚を大事にしているプロキャディがいるのも事実です。
意外にも「使わない派」というのもいるのかもしれません。
まとめ
今回は、プロも使うレーザー距離計の選び方と、そのおすすめをピックアップしご紹介いたしました。
必要十分でシンプル、コスパに優れた距離計から、距離計としての性能も高く、様々な機能がついたハイエンドモデルまでいろいろでしたね!
今回ご紹介した製品のメーカーは、NikonやCanonといった日本企業や、海外の大手光学機器メーカー、ゴルフ事業特化の企業といった、どれも信頼できるメーカーばかり。
どれも最初の1台や、買い替えに検討するのにも間違いないものばかりです。
ぜひ最高のレーザー距離計を見つけてみてくださいね。
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