この記事では、最強のスライスしないドライバーについて書いています。
ドライバーのティーショットで右に大きくスライスしてOB..。
これは大きくスコアを崩す原因の1つです。
ボールが右に出て右へ大きく曲がっていくこのプッシュスライスは初心者の方に多く、これをしっかり改善するだけでも簡単にスコアアップすることができます!
でも、スイングの癖でこのミスショットがどうしても直らないのであれば、絶対にスライスしないドライバーを使うべきです。
どんなスライサーでも右のミスが出ないドライバーがあれば、あなたのゴルフが変わるかもしれません。
今回は、スライスしないドライバーの選び方と、スライスしない最強ドライバーをご紹介!
何も考えずに打つだけで、勝手につかまるドライバーをご紹介しますので参考にしてみてください。
スライスしないドライバーでおすすめなのが【PING G430 SFTドライバー】。
強烈なスライスを克服することを目的に設計されているドライバーだけあって、ボールが右に行かない要素がてんこ盛り。
重心角が33度となっており、インパクトに向かってフェースがちゃんと閉じてくるので、右へのミスはほとんど出ないといってもいいでしょう。
さらに、PINGとして初めて『可変式ウエイト』が搭載されたモデルでもあり、スライス矯正具合を調節可能。
頑固なスライスを改善するには、こういったクラブの恩恵を受けてしまうのが一番の近道です。
スライスしないドライバーの選び方

重心角の大きいものを選ぶ
重心角度は、テーブルなどの水平な場所にクラブを置き、ヘッドを宙に浮かせた時にフェースがどれだけ傾くかを示すもの。
ちょっとわかりにくいですが、その状態でヘッドをソール側から見た時に、シャフトの軸線を通る垂線と、フェース面が作るラインによってできる角度が「重心角」です。
スライスが出てしまうのは、インパクトでフェースが開いていることが原因の1つでもあるので、この重心角度の大きさを利用するのもポイント。
一般的なドライバーの重心角度は22〜23度くらいになっているので、スライスでお悩みの人は「重心角度が24度以上」のドライバーを選ぶのがおすすめです。
- 重心角はフェースの開閉度合いに影響する!
- スライスしにくい重心角は24度以上
重心距離で選ぶ
クラブの操作性や、ヘッドの返りやすさに影響するのがこの重心距離。
シャフトの軸線から、重心がどれくらい距離があるかによって、クラブに感じる重さも変化してきます。
ということは、重心距離が長すぎるとクラブが重く、振り遅れが生じてスライスの原因になっている可能性もありますよね。
スライスに悩んでいる場合は、重心距離が短めのドライバーを選んでみるのもポイントです。
スライスしにくい重心距離の目安は「38mm以下」。参考にしてみてください。
- 重心距離が長いとクラブが重たく感じ振り遅れの原因にもなる!
- スライスしにくい重心距離の目安は38mm以下
ロフト角で選ぶ
バックスピンや飛距離に影響するのがこのロフト角。ロフト角はゴルファーであればよく聞く言葉だと思いますが、クラブフェースの傾きのことですね。
ロフト角が大きいドライバーはバックスピンがかかりやすいため、スライスを抑えやすくなります。
スライスしにくいロフト角は、9.5〜10.5度。ロフト角が大きいほどインパクト前にもフェースが返りやすくなるため、ボールをつかまえやすくスライスする確率を減らせます。
- ロフト角が大きければボールがつかまりやすくスライスが出にくい!
- スライスしにくいドライバーロフト角は9.5~10.5度
フェース角で選ぶ
クラブをナチュラルにソールした時のフェース面の向きも重要です。
構えた時に、フェースがあまりに左を向きすぎていると違和感が出すぎてアドレスに影響が出るかもしれませんので、程よいところのバランスを見ながら決めていくことも重要です。
- クラブヘッドをソールした時にクローズフェースのものを選ぶと左に打ち出しやすい
- フェースの向きに違和感が出すぎるとアドレスに影響が出るので注意
スライスしないドライバーおすすめ8選!

ここからは、スライスしないドライバーのおすすめを紹介していきます。
【XXIO(ゼクシオ)】XXIO 13ドライバー
メーカー | DUNLOP |
---|---|
重心角 | 30.2度 |
重心距離 | 40.2mm |
ロフト角 | 9.5/10.5/11.5 |
フェース角 | クローズ |
つかまりを重視したXXIO「13」シリーズのドライバー。
重心角が30度を超えているので、オートマチックにドローが打ててくるとってもつかまりがいいドライバーです。
打ち出し角もめちゃめちゃ高いので、元々出球が低い方にもおすすめ!
【YAMAHA】 インプレス UD+2
メーカー | YAMAHA |
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重心角 | 33度 |
重心距離 | 44.9mm |
ロフト角 | 9.5/10.5 |
フェース角 | スクエア |
このクラブはドローバイアスが強烈なので、普段ボールが左に行く人や、つかまえるのが上手い人が使うととんでもないことになるので注意。
スライサーにこそおすすめしたいYAMAHAのインプレスUD+2は、重心角がなんと33度とドライバー界でも間違いなく上位に入るほどの大きな重心角を誇ります。
重心距離はやや長めですが、これは慣性モーメントを大きくしたため。
つまり、つかまって真っすぐ飛ばしやすい特性を持っています。
スライスがどうしても直らないという方はぜひお試しを!

【Callaway】 ビッグバーサ
メーカー | Callaway |
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重心角 | 28度 |
重心距離 | 40.5mm |
ロフト角 | 10.5度 |
フェース角 | ややクローズ |
頑固なスライスをどうにかしたい。手っ取り早く捕まったボールを打って飛距離を伸ばしたいという方にはこちらの「Callaway ビッグバーサ」もおすすめ。
定価でも6万円台というコスパの良さで、手に入れやすいのが嬉しいポイント 。
構えると、フェースが左を向いているフックフェースなので、右へのミスはよほどでないと出ないのではないかと思います。
キャロウェイのドライバーの中で最もスライスを抑えることができるモデルとしておすすめです。
【PING】 G430 SFT
メーカー | PING |
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重心角 | 33度 |
重心距離 | 43mm |
ロフト角 | 10.5度 |
フェース角 | スクエア |
重心角が33度という大きさで、ドローバイアスが非常に強くかかったG430 SFT。
さらに、PINGとして初めて『可変式ウエイト』が搭載されたモデルでもあります。
ドローのかかり具合を調整できるドライバーもスライサーには有効で、ウェイト位置の付け替えによって2つのポジションで弾道調整できるようになり、つかまり具合も調整可能。
ヒール側にウェイトを寄せた「DRAW+」と、やや中央寄りの「DRAW」から選べるようになっています。
ヒール側にウェイト全開にすれば、どんなスライサーでも必ずドローボールが打てます!
スライス軽減がそこまで必要ない人であれば、「DRAW」に設定しておけばOKでしょう。
この機能により、スライス矯正をニーズに合わせてカスタマイズが可能となっている点がポイントです。
【BRIDGESTONE】 B2 HT
メーカー | BRIDGESTONE |
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重心角 | 31度 |
重心距離 | 39.5mm |
ロフト角 | 9.5/10.5度 |
フェース角 | クローズ |
2023年にリリースされた「B2 HT」ドライバーは、抜群のつかまり感と同時に、高弾道で優しく飛ばせる点が大きな特徴。
ヘッドスピート40m/s前後のアベレージゴルファーがハイドローを打ちやすい設計になっています。
ウェイト可変機構を搭載しているため、弾道コントロールも自在に可能なのもポイントですね。
何も考えずに打てばつかまるやさしいドライバーです。
【PRGR(プロギア)】 RS D
メーカー | PRGR |
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重心角 | 31度 |
重心距離 | 37.4mm |
ロフト角 | 9.5/10.5度 |
フェース角 | ややクローズ |
ゴルフを始めたばかりだとスライス球が出ることが多いと思いますが、自然に捕まったボールを打ちたい初心者におすすめ。
シャフト軸線からフェース面上の芯までの距離も短めに設計されているので、小さな力でヘッドがターンしやすく、振り遅れも起きにくい!
中級者以上に多い、つかまりすぎのミスを抑えている点も評価ポイントで、ゆるやかなドローボールでスコアメイクしていけるドライバーです。
【TaylorMade】 ステルスグローレ
メーカー | TaylorMade |
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重心角 | 27.2度 |
重心距離 | 41.7mm |
ロフト角 | 9.5/10.5/11.5度 |
フェース角 | スクエア |
カーボンフェースの打感が心地よいTaylorMadeのステルスグローレ。
ステルスグローレは、他のドローバイアス強めのドライバーに比べて重心角は小さく、重心距離は長いです。
それでも十分につかまりやすく、オートマチックにドローボールが打ちやすいのですが、あまりにやさしすぎるドライバーは好みではないという方、フックフェースのきついドライバーが苦手な方におすすめ。
適度なつかまり感がほしい中級者以上の方におすすめ。ここぞという時の右へのミスを防いでくれますよ。
【ONOFF(オノフ)】 AKA
メーカー | ONOFF |
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重心角 | 26度 |
重心距離 | 45.2mm |
ロフト角 | 10.5度 |
フェース角 | スクエア |
シリーズ初の可変ウェイト機能により、重心深度・重心距離を調整できるようになったONOFF AKAドライバー。
AKAはもともと初心者~中級者に向けてのつかまり系ドライバーでしたが、より弾道を調整できる仕様に進化したのが2024年モデルです。
右に行かせないでストレートな弾道がでやすいのがポイント。
ゴリゴリに重心角が大きく重心距離の短いドライバーではないので、自然なフェースターンと、程よいつかまりが特徴です。

スライスしない最強ドライバーはどれ?
飛距離の出やすさ、左右のばらつきの少なさ、スライスの改善が期待できるパフォーマンスなど総合的に見て、PINGの「G430 SFT」が最強です!
これは2023年のドライバーランキング第2位に選ばれている点からも非常に評価の高いことがわかります。(ちなみに、1位はコブラ「エアロジェット LS」)
スライス改善特化型ドライバーなので、ドローバイアスが必要なゴルファーにとっては申し分ない性能を持っています。
マットブラックのクラウンヘッドや、シャローなヘッドがシャープな印象でかっこいい点も、実はGOODポイントなのがPING G430 SFTなのです!
まとめ
今回は、スライスしないドライバーの選び方と、スライスしないドライバーのおすすめをご紹介しました。
スコアを崩している原因が、ティーショットのスライスなのであれば、今回ご紹介したドライバーを使わない手はないです。
単純に左に行く要素を盛り込んだドライバーも良いのですが、つかまり具合を調整できる可変ウェイト機能を持ったドライバーであれば、その日の調子に合わせて微調整ができます。
いろいろ試打してみて、スライス撲滅ドライバーを手に入れましょう!
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