この記事では、ヘッドスピード40の人向けゴルフボールについて書いています。
男性ゴルファーでドライバーのヘッドスピードが40の場合、平均的なヘッドスピードを持っていると言えます。
ただ、ボール選びに悩む方も多いのではないでしょうか。
ヘッドスピードが40の場合、ボールを選ぶにも多くの選択肢が入ってきてしまうので、自分はどんなボールを使うと良いのか知っておきたい人もいるかと思います。
今回は、基本的なゴルフボールの選び方と、ヘッドスピード40向けのゴルフボールのおすすめをご紹介していきます!
一番おすすめなのは、【BRIDGESTONE】SUPER STRAIGHT。
サイドスピンを抑えた直進性重視モデルのボールで、平均的なヘッドスピード(40m/s)の方も扱いやすい3ピースボールです。
もちろん人にもよりますがヘッドスピード40ですと、ドライバーショットの平均飛距離は215~220yardほどになると思います。
ですが、当たりが悪いと200yardにも満たないショットになってしまうことも…。これではセカンドショットが苦しいときが出てきますよね。
そこで、このSUPER STRAIGHTの本領発揮です。
ドライバーショットでクラブが上から入ってしまったスイングでもバックスピン量が抑えられ、少々の当たりの悪さでも直進性高く中弾道で飛んでいきます。
1打目の飛距離をなるべく落としたくない平均的なヘッドスピードのゴルファーにおすすめです。

ヘッドスピード40の人向けゴルフボールの選び方

ボールタイプで選ぶ
ディスタンス系
ディスタンス系のボールは飛距離が出やすく、初心者から中級者くらいまでであれば様々なゴルファーが使えるボールタイプです。
弾くような感覚が特徴で、ボールの打ち出し角が高くなる傾向にあるので、出球の低さに悩んでいるのであればディスタンス性能の高いボールを選んでみましょう。
さらに、アプローチショットでも球が高く上がってくれるので、高く上げてグリーンに乗せるといったこともしやすいです。
メリット | デメリット |
---|---|
直進性が高い 飛距離が出やすい 曲がりにくい ボールが上がりやすい 着弾してからランが出やすい 比較的安価で手に入る | グリーンで止めづらい 左右に曲げづらい ボールを弾くのでアプローチの距離感覚が出にくい フェースに乗る感覚が出にくい |
スピン系
スピン系ゴルフボールは、中級者から上級者の人がよく使うボールタイプです。
出球は低いですが、バックスピン量が増えることでボールが高く上がっていく特徴もあります。
ヘッドスピードが速く、スピンを効かせるアプローチスキルのある上級者向けのイメージがありますが、ヘッドスピード40あれば十分にスピン系ボールの効果は得られます。
アプローチなどでスピンを効かせて距離感を作りたい人におすすめです。
メリット | デメリット |
---|---|
グリーンで止まりやすい ボールを曲げやすい 打感が柔らかく距離感覚が出やすい プロ仕様のツアーボールも選べる スピンがかかるので難しいグリーンでもアプローチで上手くいきやすい | 飛距離が出にくい ランが出にくい ミスショットでボールが曲がりやすい ディスタンス系と比べやや高価 |
バランス型(ディスタンス+スピン)
多くのゴルファーにおすすめなのが、ディスタンス性能とスピン性能の両方を兼ね備えたバランス型ボール。
ドライバーの飛距離はきちんと出しながら、アプローチショットである程度スピンを効かせることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
ドライバーの飛距離を損なわない ショートゲームにもある程度有効 ヘッドスピード関係なく扱いやすい レベル問わず扱いやすい コスパの良い価格帯 | 上級者にとってはスピン量が足りない可能性がある |
カバー素材で選ぶ
ゴルフボールのカバー素材(外側を覆う素材)もスピン性能に大きく影響します。
代表的な2種類の素材を見ていきましょう。
アイオノマー素材
反対に、硬めの素材で作られたアイオノマーカバーは、ディスタンス系ボールです。
反発力が強いので非常によく飛び、ボールの芯(コア)が柔らかいので、ロングショットでの直進性と飛距離も期待できます。
ウレタン素材
主にプロゴルファーが使用するツアーボールに使われるのがウレタン素材。
非常に柔らかい素材で摩擦力が強いのでスピンがかかりやすく、ショートゲームで高い効果を発揮!
内部構造で選ぶ
コア
ゴルフボールはいくつかの層でつくられていて、その核となる中心部分をコアと言います。
コアの硬さで、打感やボール性能が変わってきます。
ディスタンス系 | スピン系 | |
---|---|---|
特徴 | 弾くような打感 コアが潰れて楕円形になり直進性を持って飛距離が出やすい | 柔らかな打感 ボールが潰れにくく、スピンがかかりやすい |
内外の硬さ | 内側:柔らかい 外側:硬い | 内側:硬い 外側:柔らかい |
コアの硬さ | スピン系より柔らかい | ディスタンス系より硬い |
ボールはインパクトでつぶれると楕円形になり飛んでいきます。
これはディスタンス系ボールの特徴でもあります。
その逆で、スピン系ボールはコアが硬く、ボールが潰れにくく丸い形を維持して飛んでいくので、スピンもかかってくれやすいです。
ピース数
そのボールが何層構造で作られているかで、ボールの性能が変化し、価格帯にも違いが出てきます。
比較的価格が高めのボールは3ピース、4ピースのプロ仕様や上級者向けのものが多く、2ピース構造のものはコストパフォーマンスに優れた初心者~中級者モデルが多いです。
構造 | 2ピース | 3ピース | 4ピース |
---|---|---|---|
対象レベル | 初心者~中級者 | 中級者~上級者 | 上級者~プロ |
メリット | 距離が出やすい ディスタンス系に多い 比較的安価 | 様々なゴルファーに合う 打感が硬すぎない バランス型のボールが選べる | 高性能 スピン性能が非常に高い ドライバーも飛距離が出やすい |
デメリット | 打感が硬く感じる スピンがかかりにくい | やや価格が高くなる | ヘッドスピードがないとボール性能が出づらい 種類が少ない プロゴルファー仕様が多い 高価格 |
ヘッドスピード40の人向けゴルフボールおすすめ8選

ここからは、ヘッドスピード40の人向けゴルフボールのおすすめを紹介します。
【HONMA】 New D1
メーカー | 本間ゴルフ |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
カバー素材 | アイオノマー |
内部構造 | 2ピース |
カラー | 4色 |
幅広いゴルファーから支持を得ているゴルフボールの大定番、D1ボール。
ヘッドスピード40であれば、パワーよりもボール性能で飛距離を稼ぎたいところ。
ディスタンス系の定番ボールを使用することで安定した飛距離が生まれます。
100切りを目指すゴルファーにもおすすめ!

【HONMA】 D1 SPIN
メーカー | 本間ゴルフ |
---|---|
ボールタイプ | スピン系 |
カバー素材 | ウレタン系樹脂 |
内部構造 | 2ピース |
カラー | 4色 |
本間ゴルフのD1ボールはディスタンス系のボールとして有名ですが、飛距離性能とスピン性能が両立したボールもあります。
ドライバーでは低スピン、アイアンでは高スピンを可能にする新配合のラバーコアを採用。
飛距離とアプローチでのスピン性能を求めるヘッドスピード40のゴルファーにもとてもおすすめできます。
1スリーブあたりの価格は990円(税込)なので、コスパよく同じボールを使って距離感を作っていけるところもGOODポイント。

【BRIDGESTONE】SUPER STRAIGHT
メーカー | BRIDGESTONE |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
カバー素材 | アイオノマー |
内部構造 | 3ピース |
カラー | 3色 |
BRIDGESTONEのSUPER STRAIGHTは、直進性に優れた中弾道の3ピースボール。
ヘッドスピード40であれば、卓越した飛距離よりも安定したストレートボールでフェアウェイキープがおすすめです。
BRIDGESTONEのSUPER STRAIGHTでフェアウェイキープ率を上げてスコアアップを目指しましょう!

【BRIDGESTONE】 EXTRA SOFT
メーカー | BRIDGESTONE |
---|---|
ボールタイプ | バランス系 |
カバー素材 | アイオノマーカバー |
内部構造 | 2ピース |
カラー | 4色 |
とにかくソフトな打感が特徴のBRIDGESTONEのEXTRA SOFT。
商品名通り非常に打感が柔らかいので、ボールが潰れる感触が手に残ります。
高弾道ボールを打ちたいゴルファーにはオススメ!

【SRIXON(スリクソン)】 TRI-STAR4
メーカー | DUNLOP |
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ボールタイプ | バランス型 |
カバー素材 | ソフトアイオノマーカバー |
内部構造 | 3ピース |
カラー | 3色 |
SRIXON最上級モデルZ-STARシリーズよりも、コスパを重視し設計されたボールです。
ファストレイヤーD.Gコアとは、内部(コア)の硬度分布を2段階に変化させた技術です。
これにより、飛びとスピンの相反する性能を両立させ、飛距離を落とすことなく、打感をソフト化 + アプローチスピン量UPに成功!
クオリティも高く、価格は1ダース4,000円を切るというコスパの良さを実現しています。

【Titleist(タイトリスト)】VG3
メーカー | Titleist |
---|---|
ボールタイプ | ディスタンス系 |
カバー素材 | アイオノマー(ハイスピードカバー) |
内部構造 | 3ピース |
カラー | 3色 |
Titleist VG3は、ディスタンス性能を持つ3ピースボール。
ドライバーショットでは低スピン・高初速、ボールの変形量が小さくなるショートアイアンやウェッジでは、しっかりとスピンがかかるという構造です。

【TaylorMade(テーラーメイド)】Soft Response(ソフトレスポンス)
メーカー | TaylorMade |
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カバー素材 | ソフトアイオノマー |
内部構造 | 3ピース |
カラー | ホワイト/イエロー |
TaylorMadeのNEW ソフトレスポンスは、アマチュアゴルファーがとっても使いやすい3ピースボール!
ウェッジのスピン性能が高いので、ショートゲームの精度を上げたいと思ってるけど、普段スピンがかかりづらいといった人にもオススメできます。
価格が高くなりがちな3ピースでもお手頃な値段なので、試してみる価値のあるボールです。

【KIRKLAND】3ピース ウレタンカバー ゴルフボール v3.0
メーカー | KIRKLAND |
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カバー素材 | ウレタン系樹脂 |
内部構造 | 3ピース |
カラー | ホワイト |
「コストコボール」として知られているウレタン系3ピースボール。
ボールの質感やボール性能は、Titleistのpro v1xをかなり意識しています。
1ダースあたり3,000円を切っていながら、pro v1系の質感のボールが手に入ってしまうのは驚きです!
やや粘りのあるカバー素材がフェースに食いつき、しっかりとスピンが入ります。

まとめ
ヘッドスピード40のゴルファーは、3タイプ全てのボールが選択肢に入ります。
ティーショットやセカンドショットで飛距離を重視したければ、ディスタンス系。グリーン周りからのアプローチで、スピン性能を重視したければスピン系。
そして、飛距離性能とスピン性能を両立した「バランス系」ボールもおすすめです。
ぜひ実際にコースで打ち比べて、自分に合ったボールを見つけてみてください!
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