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ヘッドスピード40m/sに合うシャフトおすすめ9選!メーカー別の選び方

ヘッドスピード 40に合うシャフト

この記事では、ヘッドスピード40m/sに合うシャフトについて書いています。

シャフト選びというのはクラブ選びにおいてとっても重要なファクターです。

自分に合ったシャフトは、しなりを効かせることができ、力を余すところなくボールに伝えられます。 

もう少し言えば、自分のスイングを崩さずに安定したボールを打ちやすくなることにも繋がるメリットも!

スイング改造というのは思ったより大変なもの…。

理想の弾道や飛距離を実現するために、シャフトを見直すのもアリ!

そこで今回は、ドライバーのヘッドスピードが40m/sの人に合うシャフトをご紹介。

基本的なシャフトの選び方から、おすすめをわかりやすく解説していきます。

目次

ヘッドスピード40m/sに合うシャフトの選び方

ヘッドスピード 40に合うシャフト

ドライバーのヘッドスピード40m/sってそもそもどのくらい?

よく、「男性アマチュアのドライバー平均ヘッドスピードは40m/s」ということを聞きませんか?

ですがあれはあくまで平均のお話。

20代~60代以上の幅広い世代を含めた平均ヘッドスピードのことなのです。

筋力もある20代~50代くらいのアマチュア男性ゴルファーであれば、ヘッドスピードは42~43m/sは出ているはず。

実際ヘッドスピードが40m/sに近いのは、シニア以降のアマチュアゴルファーである場合や、かなりスイングで振っていけるアスリート系の女子ゴルファーの方が多いかと思います。

アマチュア男性ゴルファーの中では、ドライバーヘッドスピード40m/sは「やや遅め」と言えますが、きちんとミートできればティーショットで十分な飛距離を飛ばすことができる速さです!

これは、良い悪いの話ではなく、シャフト選びにおいて自分のスイングやヘッドスピードがどのようになっているのかを知っておくことに意味があるので、ぜひとも把握しておきましょう!

フレックス(シャフトの硬さ)で選ぶ

シャフトのフレックス(硬さ)は、大きく分けて6種類存在しています。

  • L(レディース)
  • A(アベレージ)
  • R(レギュラー)
  • SR(スティッフレギュラー)
  • S(スティッフ)
  • X(エキストラ)

フレックスの種類は、同じ表記でもメーカー間やモデル間で硬さが統一されているわけではなく、微妙に違うことがほとんど。

同じ「S」と表記されていても、メーカーやモデルによって硬さは変わってしまいます。

それだけ微妙な違いがあり、多くの種類があるのもシャフトの世界の面白さです。

フレックスから選ぶ際にも、必ず試打をすることをおすすめします。

柔らかいシャフトの特徴

柔らかめのシャフトは、R~SRの範囲が一般的。

ヘッドスピードが遅くてもシャフトがしなってくるので飛距離が出やすく球も上がりやすいです。

ヘッドスピード40m/sぐらいの人にもおすすめできるフレックスですが、ミスショットをすると曲がりが大きくなる恐れも。

あまりしならせすぎるのも方向性にバラつきが出やすくなってしまうので、何も考えずボールを打ってみたときに安定したボールが出てくるかを確認してバランスをみる必要があります。

硬いシャフトの特徴

一般的に硬いシャフトは上級者向けのものが多く、フレックス表記がS~Xの範囲が硬めといえます。

スイング時のしなりが少なくなるため、ボールの軌道が直線的になるのが特徴。

特にドライバーやロングアイアンでは、安定した方向性も出てくるのがメリット!

ですが、硬いシャフトをしならせるには速いヘッドスピードが必要。

ヘッドスピード40m/sでは、ただの棒を振っているような感覚になり、シャフト性能を活かしきれず飛距離も出づらくなってしまいます。

重さで選ぶ

重さも非常に重要です。

ゴルフクラブは、重すぎると振り切ることができなくなり、軽すぎてもクラブを力でコントロールするようになってしまい力んだスイングになりやすくなってしまいます。

そのため、自分のパワーや体力に合った重さのクラブを選ばないといけません!

細かいチューンアップをしていくとなると、グリップ、シャフト、ヘッドを含めた総重量を考えていく必要もありキリがありませんが、シャフト単体の重さだけでもどのようなものが合うかを把握しておくことをおすすめします。

おすすめ重量は50g台のシャフト

ヘッドスピードが40m/sのゴルファーであれば、シャフト重量は50g台を目安に、総重量300g前後でセッティングすると振りやすくなるでしょう。

しっかり振り切れて、軽すぎない、硬すぎないシャフトを選ぶことが重要です。

あくまで目安ですが、簡単に表にまとめましたので参考にしてみてください!

ドライバーのヘッドスピードドライバーのおすすめシャフト重量総重量の目安
34m/s~36m/s30g台260g~270g
36m/s~37m/s40g~50g270g~280g
38m/s~42m/s40g~60g290g~305g
43m/s~46m/s50g~70g300g~315g
47m/s~50m/s60g~70g310g~320g

キックポイントで選ぶ

シャフトのキックポイントとは、シャフトの一番しなるポイントのことで、おもに4つのタイプに分けることができます。

  • 先調子
  • 中調子
  • 元調子
  • ダブルキック

キックポイント別の特徴

スクロールできます
キックポイント特徴どんな人に合う?
先調子手元が硬く、先端が柔らかい
高弾道ボールを打ちやすい
先端が動きやすくヘッドが走りやすい
ボールがつかまりやすい
ヘッドが動きすぎると方向性が悪くなることも
飛距離を求める人
ヘッドスピードが遅い人
ボールをつかまえたい人
初心者向け
中調子様々なスイングタイプに合いやすい
オールマイティで使いやすい
クセがない
高さ・方向に安定感を求める人
オーバースイング気味の人
万人向け
元調子手元が柔らかく、先端が硬い
トップから切り返しにかけて自然とタメが作れる
インパクトのタイミングがとりやすい
低弾道でつかまりにくい
トップのタメが弱い人
インパクトのタイミングが合いづらい人
上級者向けだが、初心者も試す価値あり
ダブルキック手元も先端もしなる
飛び系のシャフト
トップのタメが弱い
飛距離がほしい人
シャフトがしならりづらい人

おすすめキックポイントは先調子系!

ヘッドスピード40m/sぐらいのゴルファーの方がすべて先調子系のシャフトが合うとは全く言い切れません。

ですが、ヘッドスピードをあげたい!ボールをもっと上げたい!飛距離を伸ばしたい!とお考えであれば、先調子系のシャフトを選んでみることで改善するかもしれません。

先調子系のシャフトは「先調子」「先中調子」の2つ。

先調子系のシャフトを使用することで先端が走るようにしなり戻り、ボールが上がりやすく捕まりやすいので、打ち出し角・スピン量が改善し飛距離アップが望めます。

ヘッドスピードに自信がなくなってきたシニアゴルファーや女性ゴルファーにもおすすめできます。

【メーカー別】ヘッドスピード40m/sに合うシャフトおすすめ9選

ヘッドスピード 40に合うシャフト おすすめ

ここからは、ヘッドスピード40m/sに合うシャフトのおすすめを紹介していきます。

【藤倉コンポジット】

藤倉コンポジットは、先端が走るいわゆる「弾き系」のシャフトを得意とするメーカー。

女子プロの中でも絶大な指示を受けているその実績からも、ヘッドスピード40m/s前後のアマチュアゴルファーでも使いやすいメーカーともいえます。

その中でもSpeeder NXシリーズは、「より遠くへ、ハジキ、飛ばす」をコンセプトに開発されたシリーズ。

今回おすすめした先調子系のシャフトが多く、ヘッドスピードに自信がない方に合うシャフトが見つけやすいメーカーです。

Speeder NX BLUE

メーカー藤倉コンポジット
シリーズSpeeder NX
キックポイント先調子

女子プロを中心に絶大な支持を受けるブランドが、この『SPEEDER NX』。

藤倉コンポジットの「SPEEDER」シリーズは、“より遠くへ、ハジキ、飛ばす”をコンセプトにした弾き系シャフト。

SPEEDER NX BLUEは、シリーズの中でもヘッドが走ってボールがつかまりやすいタイプのシャフトです。

自分では速く振れない人、つまりヘッドスピードが遅めの方にこそ合ってくるでしょう。

Speeder EVOLUTION Ⅴ

メーカー藤倉コンポジット
シリーズSpeeder EVOLUTION
キックポイント先中調子

高弾道のドローボールを打ちたければ、Speder EVOLUTION Ⅴ、通称「エボ5」がおすすめ。

インパクトゾーンではシャフト先端の動きがやや大きく、ヘッドがアッパーブローに動くので打ち出しが高くなり、つかまりもよくなるので、ハイドローが打ちやすいシャフトです。

AIR Speeder

メーカー藤倉コンポジット
シリーズAir Speeder 
キックポイント先中調子

超軽量シャフトというジャンルを確立した脅威の34g台を実現した「Air Speederシリーズ」。

どんな人におすすめかといわれれば、やはりシニアや女性ゴルファーの方。

ヘッドスピードが40m/sくらいまでのゴルファーにハマりやすいシャフトです。

STANDARD、PLUS、X-PLUSの3つのフレックスを用意し、ヘッドスピードが遅くてもしっかり振り切れる、飛距離を出せるシャフトに仕上がっています。

一番軟らかいSTANDARD、はヘッドスピード34m/sで200y、PLUS(プラス)は37m/sで220y、最もしっかりしているX-PLUS(エックスプラス)は40m/s弱で240yという結果も出ています。

このヘッドスピードでこれだけ飛距離が出れば、シニアや女性にも武器になるはず!

【三菱ケミカル】

三菱ケミカル株式会社は、国内外のクラブメーカーに多くのシャフトを開発・供給しているメーカーの一つ。

最適な材料開発から、完璧な成型までを一貫して管理することのできる世界で唯一のシャフトメーカー。

多種多様の炭素繊維材料を使用し、シャフトの手元から先端まで、剛性やねじれ具合をきめ細かく設計できる自由と緻密さがポイント。

アスリートゴルファーのみならず、エンジョイゴルファー、シニアゴルファー、レディースゴルファーを対象に幅広い製品展開をしています。

VANQUISH 40/50

メーカー三菱ケミカル
シリーズVANQUISH
キックポイント先中調子

2022年に三菱ケミカルより発売した、シャフト重量帯が40~50g台の軽量で振り切りやすいモデル。

先中調子の弱点である方向不安定さは少なく、軽量でしなりながらも芯がありしっかり振る抜ける高性能シャフトです!

TENSEI Pro Red 1K

メーカー三菱ケミカル
シリーズTENSEI Pro 1K
キックポイント先調子

TENSEIシリーズでは初の飛距離重視シャフト。

TENSEIの中では一番やさしく打てて万人が使えるシャフトはこの「TENSEI Pro Red 1K」。

先調子でありながら、ヘッドの挙動がそこまで極端ではなく、全体に剛性が抑えられていてマイルドな振り心地なので優しく振り抜いていけます。

中調子感覚で使いたく、捕まりを重視したいという方におすすめできます。

効率よく安定したドローが打てる高品質な飛距離モデルです。

【グラファイトデザイン(TOUR AD)】

グラファイトデザインのシャフトは、「Tour AD」の名で統一されています。

Tourとはゴルフトーナメントツアーのことを指し、ADとはAccuracy(正確性)&Distance(飛距離)を意味します。

徹底した生産管理・製品管理はもちろん、ツアープレーヤーからのフィードバックを元に、プロ・アマ問わずすべてのゴルファーに「気持ちよく振れる」1本を届けたいという姿勢から、毎年新たなシリーズがラインナップに加わっています。

石川遼選手も長年愛用している人気シャフトメーカーの1つです。

 TOUR AD VR

メーカーグラファイトデザイン
シリーズTOUR AD
キックポイント中調子

こちらはグラファイトデザイン社のTOUR ADシリーズ「VR」。

近年の高初速化を狙うヘッド性能を最大限に活かす事をコンセプトに開発されたシャフトで、手元部分の剛性を上げしなり戻りが強く、先端は極度に剛性を落とさないことで走り過ぎを抑えた作りとなっています。

クセのないしなりで、高弾道の強いドロー系の球が出やすいのが特徴。

中調子のシャフトですが、やや先めが柔らかくなっているので「走り感」は失わずボール初速UPも期待できるシャフト。

TOUR AD TP

メーカーグラファイトデザイン
シリーズTOUR AD
キックポイント中調子

このシャフトはプロアマ問わず、非常に人気の高いシャフトです。石川遼選手も使用実績があるんですよ!

インパクトゾーンでのヘッドの挙動の安定性が高いのも特徴で、シャフト先端側が動きすぎない剛性を持っているので、ミート率が悪い人にもおすすめできます。

しなり戻りのタイミングもとりやすいので、普段振り遅れてしまうようなスイングの方にも試してみて欲しいシャフトです。

ヘッドスピード40m/sぐらいのゴルファーであれば、柔らかめのRかSRシャフトから選んでみるのがおすすめです。

【USTマミヤ】

アメリカやヨーロッパで絶大な人気を誇るUSTと、日本で最初にカーボンシャフトを開発したマミヤ・オーピーの2社が統合した、「USTMamiya」。

世界で戦うツアープロ達に、最高の「Quality(品質)」と「Preformance(性能)」、そして「Feel(完成)」を提供し続けるシャフトメーカーです。

Proforceシリーズは、リシャフト市場において、世界で№1セールスを誇るグラファイトシャフトであり、PGAや欧州ツアーで最も人気のあるシャフトです。

MAGICAL ATTAS

メーカーUSTマミヤ
シリーズATTAS
キックポイント中調子

USTマミヤといえばATTASシリーズが主力ブランド。

ハードヒッター向けのイメージがありますが、このMAGICAL ATTASは驚きの34gという最軽量モデル。

レディースゴルファーや、シニアゴルファー、今回対象となるヘッドスピード40m/s程度のゴルファーが軒並み飛距離アップできると話題です。

シャフトのフレックスはワンフレックスなのでわかりやすいのもポイント。中調子となっていますが、軽量な分シャフト全体が大きくしなっている感覚です。

その分いつもよりヘッドスピードが自然と上がってくれるのがこのMAGICAL ATTAS。

ヘッドスピードが速い人が振ると、挙動がかなり暴れるので、ゆったりと振っている方にこそおすすめしたいシャフトです。

まとめ

シャフトはかなり奥深い世界です。

ですが、これだけ種類が多いということは、自分が今何に悩んでいるのか?どういったボールを打ちたいのか?の助けにもなるということです。

今回の記事でご紹介した選び方以外にも、細かな特性や選び方はたくさんあってキリがなく難しいのも事実です。

シャフトを購入の際は、フィッティングや試打を行ってみることをおすすめしますが、今回の記事が参考になれば幸いです。

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