この記事では、中級者向けゴルフボールおすすめについて書いています。
そこそこいいスコアで回れるようになった中級者ゴルファーは、スイングにさらに磨きをかけることも大切ですが、使用するボールを統一することで安定した距離感を身につけることが必要です。
今回は、今までなんとなく毎回違うボールを使っていた人や、ゴルフの腕前が上がってきて本格的にコースマネジメントを考えるようになった中級者ゴルファーにおすすめゴルフボールをご紹介!
ボール構造や性能の違い、コスパに優れたおすすめの価格帯など解説していきますので是非参考にしてみてください!
特にオススメなのが、「SRIXON TRI-STAR4」
DUNLOP社の【SRIXON TRI-STAR4】は、品質、性能、価格の面で優れています!
SRIXONの最上級モデルのZ-STARシリーズにも採用されている「ファストレイヤー D.G. コア」をTRI-STAR専用に開発し搭載。
高価格帯のボールで感じられるソフトで心地よい打感を実現し、ドライバーショットでの飛距離も落とすことなく、 アプローチスピン量UPにも成功しています。
中級者ゴルファーは、グリーン周りでのショットの精度も要求されます。
硬い打感のディスタンス系ボールでは、せっかく上達してきたアプローチも距離感がつかめずなかなか結果が出ないかもしれません。
そのためにも、飛距離性能だけでなく、スピン性能もきちんと考えられたボールがおすすめ!
SRIXON TRI-STAR4は、1ダース4,000円を切っている価格なので、コスパは抜群です!これなら継続して使えますね。
中級者向けゴルフボールの選び方

ディスタンス系で選ぶ
ディスタンス系のボールは飛距離が出やすく、初心者から中級者まで様々な方が使えるボール。
中級者でもショットのタイプは様々。
もし飛距離や、出球の低さに悩んでいるのであればディスタンス性能の高いボールを選んでみましょう。
アプローチショットでも球が高く上がってくれるので、高く上げてグリーンに乗せるといったこともしやすいです。
ディスタンス系のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
直進性が高い 飛距離が出やすい 曲がりにくい ボールが上がりやすい スピンが入りづらい(ランが出やすい) 安価で手に入る | グリーンで止めづらい 左右に曲げづらい アプローチの距離感覚が出にくい フェースに乗る感覚が出にくい |
スピン系で選ぶ
スピン系ゴルフボールは、中級者から上級者の人がよく使うボールです。
コア(ボールの内側)が硬いのでディスタンス系の弾くような手応えではなく、フェースにボールが乗るような感覚が得られるところも、ゴルフが上手くなってきた人が好む傾向にあります!
感覚の鋭い人であれば、デリケートなタッチが求められるアプローチショットやパットにおいても、インパクトの感触で距離感を作っていくことができます。
スピン系のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
グリーンで止まりやすい ボールを曲げやすい 打感が柔らかく距離感覚が出やすい プロ仕様のツアーボールも選べる 難しいグリーンでもアプローチでしやすい | 飛距離が出にくい ランが出にくい ミスショットでボールが曲がりやすい ディスタンス系と比べやや高価 |
バランス型(ディスタンス+スピン)で選ぶ
中級者のゴルファーに最もおすすめなのが、ディスタンス性能とスピン性能の両方を兼ね備えたバランス型ボール。
特に大きなデメリットもなく、中級者ゴルファーまでは扱いやすいボールです。
ドライバーの飛距離はきちんと出しながら、アプローチショットではある程度のスピンを効かせることができます。
バランス型(ディスタンス+スピン)のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
ドライバーの飛距離を損なわない ショートゲームにもある程度有効 ヘッドスピード関係なく扱いやすい レベル問わず扱いやすい コスパの良い価格帯 | 上級者にとってはスピン量が足りない可能性がある |
カバー素材で選ぶ
ゴルフボールのカバー素材(外側を覆う素材)もスピン性能に大きく影響します。
代表的な2種類の素材を見ていきましょう。
アイオノマー素材(ディスタンス系に多い)
反対に、硬めの素材で作られたアイオノマーカバーは、ディスタンス系ボールです。
ウレタン素材(スピン系に多い)
主にプロゴルファーが使用するツアーボールに使われるのがウレタン素材。
アプローチでのスピンや打感にこだわりたい方はウレタン素材がおすすめなので、スピン系ボールを探している中級者の方はこちらを選んでみましょう。
内部構造で選ぶ
コア数
ゴルフボールはいくつかの層でつくられていて、その核となる中心部分をコアと言います。
コアの硬さで、打感やボール性能が変わってきます。
ディスタンス系 | スピン系 | |
---|---|---|
特徴 | 弾くような打感 コアが潰れて楕円形になる 直進性を持って飛距離が出やすい | 柔らかな打感 ボールが潰れにくく、スピンがかかりやすい |
内外の硬さ | 内側:柔らかい 外側:硬い | 内側:硬い 外側:柔らかい |
コアの硬さ | スピン系より柔らかい | ディスタンス系より硬い |
ボールはインパクトでつぶれると楕円形になり飛ぶのを知っていますか?
スピン系ボールはコアが硬く、ボールが潰れにくく丸い形を維持して飛んでいくので、スピンもかかりやすいということですね。
ピース数
そのボールが何層構造で作られているかで、ボールの性能が変化し、価格帯にも違いが出てきます。
比較的価格が高めのボールは3ピース、4ピースのプロ仕様や上級者向けのものが多く、2ピース構造のものはコストパフォーマンスに優れた初心者~中級者モデルが多いです。
構造 | 2ピース | 3ピース | 4ピース |
---|---|---|---|
対象レベル | 初心者~中級者 | 中級者~上級者 | 上級者~プロ |
メリット | 距離が出やすい ディスタンス系に多い 比較的安価 | 様々なゴルファーに合う 打感が硬すぎない バランス型のボールが選べる | 高性能 スピン性能が非常に高い ドライバーも飛距離が出やすい |
デメリット | 打感が硬く感じる スピンがかかりにくい | やや価格が高い | 種類が少ない プロゴルファー仕様が多い 高価格 |
価格帯で選ぶ
中級者が選ぶボールとしてコスパが良いのはどの価格帯なのでしょうか?
安すぎるボールでは、ほとんどディスタンス系のボールしか手に入らず、初心者向けのものが多いため、中級者向けのボールがラインナップしている価格帯を知っておくこともおすすめです。
ボールをロストすることが少なくなった中級者ゴルファーといえども、これではお金をロストしてしまいますね。これは冗談です!
ここでは、主要メーカーの1ダース当たりの価格を参考に、おすすめの価格帯をまとめました!
ディスタンス性能、スピン性能を妥協していない製品なので中級者におすすめです。
主要メーカーの人気ゴルフボールの価格帯
メーカー | シリーズ | タイプ | 価格/1ダース |
---|---|---|---|
Titleist | TOUR SOFT | バランス3ピース | ¥4,400(税込) |
DUNLOP | SRIXON TRI-STAR 4 | バランス3ピース | ¥3,960(税込) |
Talor Made | Tour Response | スピン3ピース | ¥3,960(税込) |
本間ゴルフ | D1 SPIN | スピン3ピース | ¥3,960(税込) |
BRIDGESTONE | SUPER STRAIGHT | ディスタンス3ピース | ¥3,780(税込) |
BRIDGESTONE | EXTRA SOFT | バランス2ピース | ¥3,300(税込) |
おすすめの価格帯は¥3,500~¥4,000
ディスタンス系、スピン系、バランス型の3種から見ても、コストパフォーマンスに優れた中級者向けゴルフボールが揃っている価格は、おおよそ¥3,500から¥4,000の価格帯。
また、3ピース構造のボールが多いので、コアから伝わるフェースに乗った感覚がわかってきた中級者にもぴったり!
これ以上の価格帯のボールは、プロ仕様なので性能は申し分なく、ボール1つ1つの品質のバラつきが抑えられています。
でも、¥6,000以上の価格帯のツアー仕様のボールが多くなってくるので、中級者ゴルファーにとってコスパがいいとは言えませんよね。
おすすめの中では、これ以外にもさらにコスパに優れたボールを紹介していきます!
中級者向けゴルフボールおすすめ10選

ディスタンス系
【BRIDGESTONE(ブリヂストン)】SUPER STRAIGHT
メーカー | BRIDGESTONE |
---|---|
カバー素材 | アイオノマー |
内部構造 | 3ピース |
カラー | 3色 |
BRIDGESTONEのSUPER STRAIGHTは、直進性に優れた中弾道の3ピースボール。
やや上から入ったスイングでもバックスピン量が抑えられ、飛距離が伸びやすいボールです。
ティーショットが飛んで曲がらないということは、スコアメイクにおいてはアドバンテージになりますよね!

【Snell Golf(スネルゴルフ)】GET SUM
メーカー | Snell |
---|---|
カバー素材 | アイオノマー |
内部構造 | 2ピース |
カラー | 2色 |
2024年コスパ最強ボールでディスタンス系ランキング1位を獲得しているSnell GolfのGET SUM。
高弾道ボールを簡単に打てるので、ドライバーの飛距離に悩む方や、2打目以降アイアンでグリーンになかなか乗らない人には優しいボールです。

スピン系
【HONMA】 D1 SPIN
メーカー | 本間ゴルフ |
---|---|
カバー素材 | ウレタン系樹脂 |
内部構造 | 2ピース |
カラー | 4色 |
本間ゴルフのD1ボールはディスタンス系のボールとして有名ですが、飛距離性能とスピン性能が両立したボールもあります。
ドライバーでは低スピン、アイアンでは高スピンを可能にする新配合のラバーコアを採用。
1スリーブあたりの価格は990円(税込)なので、コスパよく同じボールを使って距離感を作っていきたい方にもおすすめ。

【Titleist(タイトリスト)】 TOUR SOFT
メーカー | Titleist |
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カバー素材 | New フューザブレンドカバー |
内部構造 | 2ピース |
カラー | 2色 |
Pro v1ほどのスピン性能はないものの、Titleistの中でもスピン性能高めのコスパに優れたボール「Tour Soft」。
非ウレタンカバーでありながら非常にソフトな打感が特徴で、フェースに乗っている感じが得られます。

【TaylorMade(テーラーメイド)】Soft Response(ソフトレスポンス)
メーカー | TaylorMade |
---|---|
カバー素材 | ソフトアイオノマー |
内部構造 | 3ピース |
カラー | ホワイト/イエロー |
TalorMadeのNEW ソフトレスポンスは、アマチュアゴルファーがとっても使いやすい3ピースボール!
ウェッジのスピン性能が高いので、ショートゲームの精度を上げたいと思ってるけど、普段スピンがかかりづらいといった人にもオススメできます。

【Taylor Made(テーラーメイド)】Tour Response(ツアーレスポンス)
メーカー | TaylorMade |
---|---|
カバー素材 | ウレタン系樹脂 |
内部構造 | 3ピース |
カラー | ホワイト |
アマチュアゴルファー用に、プロの使用しているツアーボールを体感するために開発されたツアーレスポンス。
しっかり飛ばして、ピタリと止める。ウレタン系3ピースボールならではの理想的な打球を、4,000円以下で体感できます。

【KIRKLAND】3ピース ウレタンカバー ゴルフボール v3.0
メーカー | KIRKLAND |
---|---|
カバー素材 | ウレタン系樹脂 |
内部構造 | 3ピース |
カラー | ホワイト |
「コストコボール」として知られているウレタン系3ピースボール。
ボールの質感やボール性能は、Titleistのpro v1xをかなり意識しています。
1ダースあたり3,000円を切っていながら、pro v1系の質感のボールが手に入ってしまうのは驚きです!

バランス型
【Titleist(タイトリスト)】VG3
メーカー | Titleist |
---|---|
カバー素材 | アイオノマー(ハイスピードカバー) |
内部構造 | 3ピース |
カラー | 3色 |
Titleist VG3は、ディスタンス性能を持つ3ピース構造の柔らかい打感をが特徴!
ボールの変形量が小さくなるショートアイアンやウェッジでは、しっかりとスピンがかかるという構造で扱いやすい!
カラーボールはマットカラーのグリーンとイエローが特徴的で、人と被りづらいのが何気に嬉しいポイント。

【BRIDGESTONE(ブリヂストン)】 EXTRA SOFT
メーカー | BRIDGESTONE |
---|---|
カバー素材 | アイオノマーカバー |
内部構造 | 2ピース |
カラー | 4色 |
とにかくソフトな打感が特徴のBRIDGESTONEのEXTRA SOFT。
柔らかいので、ボールを潰す感触が手に残ります。
ソフトな打感が好き、高弾道ボールを打ちたいゴルファーにはオススメ!

【SRIXON(スリクソン)】 TRI-STAR4
メーカー | DUNLOP |
---|---|
カバー素材 | ソフトアイオノマーカバー |
内部構造 | 3ピース |
カラー | 3色 |
SRIXON最上級モデルであるZ-STARシリーズよりも、コスパを重視したモデルTRI-STAR4。
最上級モデルにも採用されている「ファストレイヤー D.G. コア」をTRI-STAR専用に開発し搭載しているので、飛距離を落とすことなく、打感をソフト化 + アプローチスピン量UPに成功しています。
驚きなのは価格で、スピン系ボールとしてのクオリティの高さの割には、4,000円を切っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、中級者向けのおすすめゴルフボールをご紹介いたしました。
中級者といっても定義は難しいですが、コースで要求されることが少し増えてくるレベル帯だと思います。
スイングを見直すのもゴルファーの常ではありますが、ボールの性能をよく理解し使うことも視野に入れていくべきです。
自分にあったボールを選んで継続して使っていくことも、次のレベルへ進むためのステップとなるでしょう!
是非今回の記事を参考に、自分に合ったゴルフボールを見つけてみてください。
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